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両親は、私たち子供に愛されることを頑なに拒んだ

母から電話があったのは大阪に出張していた今年の初め。

泣きながら助けを求めてきた。

 

去年から、実家は揉めに揉めていた。

 

同居している妹の交際相手のことを、両親が猛反対していた。

アラサーの妹の交際相手には少し事情がある。

 

双方とも「なぜ分かってくれないのか」という感情がぶつかり合うだけの状態が、数ヶ月間続いている。

両親の被害者意識は尋常ではなかった。

 

妹と両親、これまで何度も電話でやり取りをした。

出張が終わったら実家に行って話を聞くことを約束した。

 

そして昨夜、仕事を終わらせ高速で1時間半かけ、実家へと向かった。

 

 

結論から言うと、両親と分かり合うことは不可能だった。

彼らは恐怖から作り上げた自分の中のルールを、自分の娘に強制していた。

 

彼らにとってはそれは絶対的に正しく、破ることなど到底できない強力な呪縛だった。

人生そのものといってもいいかもしれない。

 

 

両親は、本当は愛されたくて仕方がないのだ。

愛が、のどから手が出るほど欲しいのに、そんな自分を受け入れられない。

 

幸せになることを、自分自身で拒否していた。

「私には幸せになる資格はない」「幸せになれるはずはない」「幸せになってはいけない」・・・

それが問題の本質だった。

 

 

私たち兄弟は、両親を愛しているし、幸せになって欲しいと心底思っている。

 

しかし、彼らはそのことを受け止められないし認められない。

愛されることを頑なに拒んだ。

 

カウンセラーや知人の意見からも自分たちが理解されないことを承知していた。

しかし、もうどうにもならないのだと二人は言った。

 

 

電話で話している段階で、おおよその予想はついていた。

 

客観的に彼らの言動が常軌を逸していることをいくら伝えても、彼らはその現実を受け入れられないだろうと。

 

必死に不幸であろうとしていた。

自分の人生の責任を放棄し、誰かを必死に加害者にしようとしていた。

ひどく怯えていた。

 

 

夜7時からの話し合いは、夜中まで続いた。

 

この時間の中で私と妹が両親に伝えたかったことは、二人を愛しているということだけだった。

幸せになって欲しいと思っているということだけだった。

それだけ分かって欲しかった。

 

 

両親は自分たちの思惑と違っていたことに、ひどく落胆していた。

 

私に妹を説得して欲しかったのだ。交際相手と別れるように。

 

 

 

幸せになろうとしている私や妹と、自ら不幸になろうとしている両親。

 

現段階ではお互いを理解することはできない。あまりに違い過ぎる。

 

 

どこまで私たちの気持ちが両親に伝わったのかは分からない。

 

けれども今、伝えなければならないことは伝えられたと思う。