皆が良いって言っているものを信じ、でも実際はなんだか微妙な感じ・・・
そんな自分のことが一番可愛い私、ねぎ坊です。
誰かの意見や入ってくる情報のことを、これが正しくて自分の求めているものだと錯覚してしまい、本当に自分が思っていることなのか分からない。
「いや、あの人がこういっているから。」
「だってこの状況では、こうするしかないじゃない。」
口ではそう言いながら、心は煮え切らずなんだかモヤモヤするばかり・・・。
それって本当にそうしたいの?誰かのせいにしているだけでは??
そもそも、本当の自分の気持ちなんて考えたこともなく、そのことに気づくまで私は相当な時間を必要としました。
自分の本心、本当の気持ちが分からなければ、自分の望むものは手に入りませんし、誰かに自分の気持ちを伝えることも難しいでしょう。
伝えているつもりでも、伝わらないのです。
自分でどうしたいのか、どうして欲しいのか分かっていないのだから当然ですよね。
こうしなければならない、こうすべき、こうするのが当たり前、これが普通・常識・・・
これらの意識を全て取り払ったものが、あなたの本当の気持ちなのです。
そのことに気づくと、いかに自分がいろいろなものに縛られ、翻弄されて苦しんでいたのかが良く分かります。
ということで、私が少しでも皆さんの助けとなるように調べたこと、実践していることなどを中心に、『本当の自分の気持ちに気づく』ことについて考えてみました。
ピンとくるものがあれば、すぐ試してみてください。
皆さんの気づきに少しでもお役に立てれば幸いです。
■目次
- 本当の自分の気持ちはどこ?
- 本当の気持ちに気づく方法その1.何してもいい
- 本当の気持ちに気づく方法その2.繰り返し聞く
- 本当の気持ちに気づく方法その3.行動して確かめる
- まとめ(本当の自分の気持ちに気づく)
本当の自分の気持ちはどこ?
こんなことは許されない、こうしなければ、これが当たり前・・・はたまた、これが世間でいう「幸せ」の形・・・
「あなたは本当にそう思っているの?」と聞かれても、よく分からない。
本当の自分の気持ちなんて、考えたこともなかったかもしれませんね。
誰かに合わせるのが当たり前になってしまって、
後から「なんで同意してしまったのだろう、断ればよかった。」と後悔してムカムカしてしまう。
また、「私がこんなに言っているのに、なぜ思い通り動いてくれないんだろう。」
と誰かに対してイライラしてしまう。
これらは自分の本当の気持ちに、自分自身が気付いていないことが原因だと考えられます。
あなたの本当の気持ちは、不要な思い込みや自分の生み出した不安や恐怖の中にうずもれて、見えなくなってしまっているのです。
でも大丈夫です。安心してください。
それらを取り除けば、あなたの本当の気持ちは必ず見つけられますし、それに気づけばあなたの心から欲しいものも手に入るのです。
本当の気持ちに気づく方法その1.何してもいい
あなたは、自分の気持ちや感情を正直に表現することを、いけないことだと思っているのではないでしょうか。
自己主張することは恥ずかしい、ずうずうしい、厚かましいこと。
常識外れで協調性が無いこと、なのだと。
目上の人の言うことに逆らったり、常識や世間のルールを破ることは絶対に許されない事だと、誰かに繰り返し教えられてきたかもしれません。
優しいあなたは、それを頑なに守ろうとするあまり、その中で自分の気持ちが一体何なのか、誰かがではなく自分がどうしたいのかということが分からなくなってしまったのかもしれません。
縛っているのは自分
例えば、
それを守らなければ自分は両親から愛されない、大切にされないかもしれない。嫌われるかもしれない。
これは子供の頃のあなたにとって、相当な恐怖であったに違いありません。
それ故に、強く深く、あなたは自分の本心を心の奥に押し込め、縛りつけているかもしれないのです。
でも大丈夫です。安心してください。
そうしているのはあなた自身です。
自分で縛っているだけなので、自分でそれを解くこともできます。
しかも意外と簡単にです。
自分で決めていい
あなたは子供ではありません。あなたはもう立派な大人です。
だからもう誰かの言う通りしなくても、自分で何でも決めていいんです。
自分で選択していいのです。
誰もあなたを縛ることなどできません。本当はあなたは自由なんです。
そして、本当はいろんな人から愛されているんです。
あれをしてはいけない、こうするべきだ、絶対にできないと決めつけ、思い込んでいるのは自分自身なのだということを、どうか分かってください。
そうすれば少しずつ、あなたの本当の気持ちが見えてくるはずです。
恐怖から逃れようとする気持ちではない、本当の気持ちが。
自分に許可を出す
誰から何を言われても、少しくらい非難されても気にする必要はありません。
そんな彼らも何かに縛られていて、本心からの言葉ではないのですから。
少しずつでいいので、自分の本当の気持ちを表現すること、誰かに伝えることに自分で許可を出してあげてみてください。
そう、していいのです。
自分に許可が出せると、不思議と他人のことも許せるようになります。
自分のことをがんじがらめにしている自分自身も、責めずに許してあげてくださいね。
本当の気持ちに気づく方法その2.繰り返し聞く
自分の中の本当の気持ちは、あなたの頭の中ではなく、心の方にあります。
頭ではこう考えていても、なんだか違和感を感じたり、納得できなかったりするのは、頭で考えていることと、心で思っていることが一致していないからなのです。
自分がどうしたいのか分からない。
そして自分が心ではどうしてもやりたくないと思っているのに、無用な知識や思考がジャマをして思い通りできない。
あなたの心の中にある本当の気持ちは、あなたにしか分かりません。あなた自身にしか見つけられないのです。自分で見つけるしかないのです。
もし今、自分が本当はどう思っているのか分からない、相手にどうしてほしいのか分からない、どうしても伝わらないという状態ならば、自分自身に尋ねてみる、聞いてみる、答えてくれるまで繰り返し自問してみてください。
大丈夫です。あなたの自身はあなたの問いに対して必ず答えてくれます。なぜならば心がそう望んでいるからです。
心と身体が教えてくれる
自分自身に問いかけをしたとき、心や身体が何らかの反応をしてくれるすはずです。
私は本当に〇〇したいのか?実際にこうなったらどう?と、自分自身に聞いてみます。
すると例えば、
- 緊張して胸がドキドキする。
- 嫌な感じがして、息が苦しくなる。
- 身体全身に力が入り、こわばってしまう。
逆に、
- 何だかワクワクして、少し興奮する。
- 本当に現実化したら、楽しみでたまらない。
- 考えると、とても気分がいい。
最初は問いかけた時の反応は小さく、分かりづらいものかもしれません。ですが、何度も繰り返すうちにだんだんと分かるようになってきます。
これが、自分の気持ちに素直になる、正直になるということなのです。
心は変化する
私たちの心は刻一刻と変化しています。
一回こっきりではなく、今どうしたい?これはどう?と、何度も何度も繰り返し自分に聞いていく必要があるのです。
大切なのは、過去の経験や知識にとらわれることなく、他の誰でもない自分だけの心の中に焦点を当てるということです。
大丈夫。自分の気持ちを見つけた後どうするかは、そのあと考えればいいのです。
まずは自分の気持ちに気づいてあげることを優先しましょう。
本当の気持ちに気づく方法その3.行動して確かめる
これまであなたは、自分の気持ちを素直に表現したり、相手に伝えたり、行動をするということがどういうことか分からなったかもしれません。
自分以外の誰かに従ったり、環境(境遇)のせいにしていれば、ガマンすることにはなるけれど、自分の責任を回避することができます。
ある意味楽ですし、傷つかなくて済みます。
失敗しても言い訳をすることができますし、誰かから批判されても責任を転嫁することができます。
しかしこれは、自分の選択、自分の人生に責任を持たないということです。
自分の気持ち、自分を大切にできないと、人を大切にすることはできませんし、人からも大切にされません。
いつまでたっても自分の思いは相手に伝わらず、結果相手をコントロールしようとしたり、相手に依存してしまったりするのです。
これでは、人間関係を破綻させてしまいますし、あなたにとって良いことは何一つありません。
人も自分も同時に傷つけることになるのです。考えただけでゾッとしますね。
自分に従う
それを回避するため、自分の気持ちを素直に表現したり、行動していく必要があります。
最初は分からないかもしれませんが、何か行動・選択・決断をするときに、
- 誰かが言ったから、言われたからではなく、本当に自分がそう思うのか。
- この状況ではそうするしかない、仕方がないという気持ちからではないか。
- こうしないと、こうさせないと、自分が誰かに怒られる、傷つけられるという恐れからではないか。
こういったことを、少しずつ意識しながら行動し、その後の自分の気持ちを観察してみてください。
自分の気持ちに従って行動するということは、実は勇気がいることです。
他の誰のせいにもできなのですから。自分で責任を取らなければならないということです。
しかしそうすることで、自分で決断したのだという自信や自尊心が芽生えてきます。
ぜひ、自分の人生に責任と覚悟を持って行動してみてください。
まとめ(本当の自分の気持ちに気づく)
自分の本当の気持ちが分からない、自分を大切にできないことは、自分の人生の責任を放棄することになってしまいます。
なぜ、こんなにも苦しいのか。なぜ、大切な人を傷つけてしまうのか。なぜ、周りの人は私を大切にしてくれないのか。
そんな時は、本当の気持ちをじっくりと自分に聞いてみる必要があります。
自分の人生に責任を持つ
自分の本当の気持ちに気づく、そしてそれに従って行動していくということは、自分の人生に責任を持つ、自分の人生を生きるということです。
それは、誰のせいにもしない、出来ないということでもあります。
それによって当然、これまでよりも失敗したり、間違ったり、人とぶつかって落ち込んだりすることもあるかもしれません。
ですが恐れることはありません。
自分の本当の気持ちに気づき、自分を大切にできるようになったあなたは、決してあなた自身を裏切ったり、見捨てたりすることはもうありません。
他の誰かに見捨てられようが、周りの人から嫌われようが、受け入れられなかろうが、そんなことは関係ありません。
あなたは自分の人生に責任をもって生きているのです。自信をもっていいんです。
そして、やがては人間関係や他のこともうまくいき、これまでよりずっとずっと楽しい人生を歩めるようになるでしょう。
もう自分の気持ちを無視したり、自分をないがしろにするのはやめて、自分の本当の気持ちに向き合ってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの日々が楽しくて充実していますことを、心からお祈りしています。