世界一自分に優しい授業

自分に優しく夢を叶える、幸せの引き寄せ。楽しく充実した日々を送るための方法など。


職場の先輩にどうしようもなく厄介な人がいる

職場の先輩にどうしようもなく厄介な人がいる。

もうとにかく会社への不満、社内の人間の悪口のオンパレードで、一緒の現場になろうものならば朝から晩まで人格攻撃を受ける。仕事の腕は確かなのだが、職人肌で固定観念が強く、当然それを人にも押し付けようとする、典型的な「ドリームキラー」というやつである。

自分が苦しいのは自分以外の誰かのせいで、自己顕示欲が強いのに本人は常に被害者で手に負えない。不必要に周りの人に不安や恐怖を与えるのを実に楽しんでいらっしゃる。

 

先輩「おまえ簡単に言うけど、今までこのやり方でやってきたんだから、出来るわけないだろ!」

(簡単にできるなんて言ってませんけど)

 

先輩「これからの時代はもっともっと厳しくなる、生きづらくなる。ざまあみろ!」

(あなたの世界はそうなんですね。てか預言者ですか)

 

とまあ、「じゃ、先帰るからなっ」のセリフを聞くまでこんな調子である。仕事上の技術的なことならまだわかるが、容姿(見た目)に関する蔑みもひどい。ひとたび現場に出てしまえば、上司の目も耳も届かない。

ではなぜ、先輩はこうやって自分よりも立場が下とみるや否や、逆らえないと分かった時点で相手を痛めつける行動に出るのだろうか。その行為は先輩にとってどのようなメリットがあるのだろうか。自分にとって何のメリットもないのに、こんなに一生懸命に相手を攻撃するだろうか。先日、久々に同じ現場になることがあり、観察してみることにした。

 

彼は、自分が攻撃することで相手を傷つけているとは全く思っていなかったのである。驚きである。彼の執拗な攻撃に対する我々の必死の抵抗「もー、そんなこと言わないでお願いしますよー」みたいなやり取りも、彼の中ではただのじゃれ合い程度のものなのだ。やらされるこちらの身にもなってほしい。

 

結論を言うと、彼は皆に振り向いてもらいたいのだ。頼りにされたいのだ。しかし、その思いとは裏腹に離れていく皆に対し、「俺は(自分より)若い奴らと遊んでやっているのに、あいつらは俺のところになかなか来ない」とご立腹である。

誰しも必要とされたいし、頼りにもされたい。であれば、誰かのために尽くせばよいのだ。そうなりたければそうなる為の行動をする。原理原則の法則である。

しかし、拒絶されることを誰よりも恐れるあまり、いつしか毒を吐き、ダメージを与えることで相手の注意を引き付けられると知り、悪循環の末エスカレートしていったといったところだろう。

 現場でどれだけ好待遇でもてなしても、彼は満足しなかった。彼は自分が幸せになることを自分で拒絶していた。幸せであることを認識したくないのである。そしてその不足感は嫉妬心となって自分と周りを苦しめていた。

 

では、どうすればそんな先輩を喜ばせることが出来るだろうか。どうすれば満足してもらえるだろうか。考えてみた。いくら彼の仕事を軽減し、出来る範囲で好待遇にもてなしても満足しない。ではどうすれば。そう、心の穴を埋めてやればいいのだ。

 

彼は振り向いてもらいたいのだ。後輩から頼りにされたいのだ。じゃれ合いたいのだ、会話で。そこで、ここぞとばかりにじゃれ合った。わちゃわちゃした。自分はこの店のナンバーワンホステスなんだと心に言い聞かせた。見るに堪えない光景だったに違いない。

 

冗談はさておき、そういう風に少し意識するだけで先輩は大いに喜んだ。そして内心思っていることやいろんな話をしてくれるのだ。実にちょろい、いや少しだけでも理解できたことを嬉しく思った。

先輩は社内の周りの人が全員嫌いなのだとか。そしてもちろん僕のことも嫌いだそうで。

 

先輩「お前は知らないかもしれないが、お前はみんなから嫌われているんだぞ(笑)」

 

僕「そうですか。僕はみんな大好きだし、先輩も大好きですよ」

 

と、気持ち悪い会話をした。

 

 

読んでいただいてありがとうございます。